ニート系大学院生の書評

研究論文より本ばかり読んでいるニート系大学院生が、ジャンル問わずおすすめの本を紹介していきます。感想も書きます。

歴史の謎を探る会『イギリスの歴史が2時間でわかる本』 基礎から学び博識な文化人を目指す

どうも、お久しぶりです!たーすぎです!

一応まだロンドンにおります。

大英博物館やナショナルミュージアムなんかを観にいったりして、楽しくすごしております。

そんな中で、絵画や歴史的建造物はただ見てるだけでも勿論楽しいのですが、最近は調子に乗り始め、「もうちょいシャレ乙な楽しみ方をしてえな」と思うようになりました。

そして、イギリスの歴史でも勉強するか、という結論にいたり一冊の本に出会いました。

 

てなわけで早速本題に入らせていただくと、今回は歴史の謎を探る会著、『イギリスの歴史が2時間でわかる本』を紹介いたします。

 

ざっくりと主要事項を知りたい方におすすめ 

 「二時間でわかる」と銘打っているだけあり、わかりやすく簡潔な文章で書かれています。僕は、くだけすぎている本(例えば、先生と生徒が掛け合いながらすすめていったりするもの)は「俺、いま頭よくなっているぜ」感がなくなるので好きではないですが、この本はしっかり「楽しいけど勉強してるなー」という気分にさせてくれます。

 

スコットランド独立運動などが少し前に話題になりましたが、イングランドスコットランドウェールズという三地域の関わりが時代ごとに書かれております。

ワールドカップの時の記事などで、なんとなく知った気になっていたこの三地域の謎がついに明らかになりました。

 

そして、最も重要なこととして、イギリスは現存するほぼすべての国に影響を与えてきたため、今なお続く国際問題の理解に大きく役立ちます。

どの国でもそうだと思いますが、やはり輝かしい面と負の側面を抱えております。

難しい問題には触れませんが、個人的に「イギリス病」と呼ばれる経済的混迷から脱却した事例は同じ島国として学ぶことが多く、また希望とも取れる事例なのではないかと感じたりもします。

3週間くらいしかいませんが、似てるとこ結構あるなーと思いますし。

(列の順番にめっちゃ厳しいとことか笑)

 

 

また、現代の観光名所に関係する話も登場します。

大英博物館の目玉、ロゼッタストーンはなぜイギリスにあるか、ロンドン塔はどのように使われていたかということも時代ごとにわかり、観光前にとてもお勧めです。

僕も今週末ロンドン塔に行こうと思います。

 

映画・アニメなどでお馴染のワードも登場

コードギアス』でお馴染の「ブリタニア」という言葉の由来や、『Fate』シリーズでお馴染のアーサー王伝説にも触れます。

映画『1000日のアン』の元になったアン・ブーリン、『英国王のスピーチ』の元になったジョージ6世についてなども取り上げられております。

つまり、この本を読んでおけば、映画・アニメをより深く理解できること間違いなしです。友達と映画を見に行ったときに、「ああ、あれはこのイギリス史と関係してるんだよね」って言えたらかっこいいですよね!

(まあ、やりすぎるとうざがられるかもしれないけど!笑)

 

まとめ

イギリスの歴史を基本的なところから、ちょっとコアなところまで解説してくれる本です。

受験勉強などでがっつり世界史を学ばれた方には物足りないかもしれませんが、ざっくりと主要事項を知りたい方にはものすごくおすすめです。